夏の恋
告白
峻介はそっと体を離した。
『…本当言うと初めて会ったときからいいなと思ってた。
声かける前から俺ら二人のこと見てたからさ…
ちょっと気持ち悪いよね…ごめん…。
顔が好みだったのはもちろんだけど…
仕草がかわいいっていうか…
見てて飽きないっていうか…。』
聞いててこっちが恥ずかしくなるよ…。
峻介も照れ臭そうに鼻を触っている。
………………。
無言のまま時間が経つ…。
『はるか…。』
名前を呼ばれて峻介の方を見る…。
すごく真剣な顔…。
鼓動が速くなる…。