華龍〜華麗に舞え

「私には大きなバックがいるのよ?
あんた達どぉーなっても知らないから!!」

クスクス笑いながら自信たっぷりに言ってくる


だが相手が悪かった。
その辺の奴らじゃ相手にもならない
ましてやそれが組関係の奴らでも華龍にとっては一緒なのだ。





璃遠と南は少しこの女の話に乗ってやろうと怯えた振りをし


「「・・・・・バック?」」


と聞き返した


「クスクス
なぁーに?急に怖くなったあ?」


美咲は調子にのり次から次へと喋りだした


「ねぇ。知ってる?
最近あのホストクラブに通っている女の子達が謎の失踪をしているって?」


ピクッ

南と俺は顔を見合せニヤッと笑った

まさかこんなに早く情報が入ってくるなんか思ってなかった
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