華龍〜華麗に舞え

それが原因で私は深い、深い闇に落ちていった・・・・


月に問いただす勇気もなく
自分に言い聞かせて過ごした日々




いつだったか声が聞こえたんだ


「邪魔者は消してしまえ」


でも、周りには誰もいなかった


次第に私も月との仲を邪魔する奴なんか消えてしまえばいい
と思うようになり、月に近く女達は皆消してきた。




一度やってしまえば罪悪感も消えた


今まで抜け出せないままズルズルとここまで来てしまった





誰か私を助けて―――
< 109 / 157 >

この作品をシェア

pagetop