道草なかま。
*昼休み*
「美都!
今日お昼どうするの?」
「え、なにが?
いつも通り真鍋と食べるけど…?
鈴木もいっつもみたいに南と食べるでしょ?」
鈴木はなんでいきなりそんなこと聞くんだろ?
「そうだけど…。
まあ、いいわ。
とりあえず昼練は遅れて来ないでね。」
「大丈夫!
今年は真鍋もやる気みたいだし、2人で行くよ!」
あ〜、
真鍋が来るか心配してたって事か!
納得納得。
「奏、腹減った。
メシ行こ。
あ、美都も行くか?」
「南も真鍋の事心配してるの〜?
大丈夫だって!
なんかすっごいやる気みたいだしさ!」
真鍋ってどんだけ信用ないんだよ…。
あの冷たい南にまで心配されてるじゃん!
「こいつなにいってんの?」
「美都は真鍋と食べるんだって。
だから行こ?」
そういって南の腕に自分をからませた。
「お前らイチャつくんならさっさと屋上いけよな〜。
美都、早く食お〜!」
「うん!」