俺にだけ愛された女の子は……。
~Ⅰ~
ⅠのⅠ
目を開ければ
日差しが
部屋に射し込んでいる。
いつものありきたりな
光景。
そして、
いつも通り
どこかにまた
痣が
できているんだろう。
それとも、
刺し傷かな。
「さてさて、
出血はなし!!
って、
ことは痣かぁ~。
まぁ、
刺し傷よりは
ましまし♪
包帯減らなくていいし!
布団も洗わなくて
すむ!!
さぁ、
今日も元気に学校に
行こうか♪」