のら
それにしても…

子供が遊びに来たかのような机の上。

食べっぱなしのやりっぱなしの…
大人がしたとは思えない惨事。

隣で寝てる望を起こさないように、
とりあえず簡単にだけ片付けて、
私が寝室に行こうとソファから離れると…

「絢…」

寝てたはずの望に呼び止められた。

ドキッ!!!!!

なっ…何?!!!!!!

おそるおそる振り返ると…、

「おやすみ…」

寝ぼけながらの小悪魔スマイル攻撃!!!

「おっ、、おやすみ」

動揺してるのバレバレな私。

私のその言葉を聞いて、

もう一回笑顔で返してくれて、

望はまたすぐ夢の中。

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