のら
「ダメ…?」

「……」

「ダメ?」

「……。
しょうがないなぁ…」

ため息まじりに返事をする私。

「ホント?!」

「お、お金につられたわけじゃないからね(汗)」

「わかってるわかってる(笑)」

「はぁ、野良犬拾った気分。。。」

「なんだそれ」

「何かあったらすぐ追い出すからね!!」

ってな感じで、

またしても望の思惑にはまってしまった私は、

「あの部屋、使っていいよ」

と、
気が進まないものの、
シュン君の部屋を貸すことにした。


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