ただ…泣きたくなるの
第1章 出会い
−6月上旬
私の名前はキヨ。
大学に入学して早2ヶ月。
「なんか最近つまんないよねー」
「まあね(笑)」
隣で私としゃべっているのが
大学で仲良くなった千晶。
相談とかよくしてる。
「千晶はさあ〜サークルとか入ってるのー?」
私が何気なく聞いた一言が
運命の出会いになるなんて…
「うん入ってるよ!」
「へえ〜何サークル??」
「地域保護サークル(笑)」
「なにそれ!?地域保護すんの?!(笑)」
「う〜ん…月1回ゴミ拾いしたりボランティアしたりするかな。でもほとんど部室でゲームしたりしゃべったりみたいな」
「ほお〜。うちもなんかサークル入りたいんだよねー」
「じゃあ今度見学来る??」
「えっ?いいの?!行く行くー!」
こうして千晶から
サークルの情報を仕入れ
数日後見学に行く約束をした。