美しい花−先生と甘い関係−【下】
祥介さんはあたしのベッドで眠ってる。


もう朝の5時をまわってるんだから当たり前だけど。



あたしはベッドに入り、祥介さんに抱きついた。


起きてくれないかな?


仕事を辞めることを話したかったのに。


あたしは祥介さんの顔をジッとみていた。

起きろ〜起きろ〜と願いを込めながら。






「何見てる?」


「あ、起きた?」





起きてくれた事が嬉しくて少しボリュームがあがるあたし。





「眠い…寝かせろ…」





目を閉じたままあたしをギュッと抱き寄せて、そう言う祥介さん。



寝ちゃうのかな?
話したい事があるのに。



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