美しい花−先生と甘い関係−【下】
タクシーの中で祥介さんに連絡を入れようか悩んだけど、電話をかけて出なかったら引き返してしまいそうだしやめた。



タクシーをおり、インターホンを鳴らす。





−ピンポーン……−




寝てるかな?

起こしてしまうのは申し訳ないけど。

それでも会いたいよ…。



鳴らしたのに扉をあけにくる気配を感じられず、もう一度押してみた。


寝ていて気づかないのかな?


祥介さんに限って、そんな事は無さそうだけど。


神経質とまでは言わないけど、寝起きは悪くないし。

いつも声をかけたらすぐに起きてくれていた。






< 140 / 327 >

この作品をシェア

pagetop