美しい花−先生と甘い関係−【下】
部屋の前につき、インターホンを鳴らす。



−ピンポーン……−



今日はいててくれるよね?

この間の事で一瞬不安になったけど、すぐに扉は開けられた。



2週間ぶりの祥介さんだ……。


メールの文字だけじゃない。
電話の声だけじゃない。


祥介さんの温もりを感じられるんだ。



扉が開かれた途端、あたしは自分から祥介さんに抱きついた。



またくさいって言われるかもしれない。でも、気持ちが抑えられなかった。



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