美しい花−先生と甘い関係−【下】
祥介さんはあたしの頬に手をあてる。





「疲れた顔してんな…無理してたのか?」


「ううん、あと少しで辞めるから忙しいだけだよ」


「そうか。早く風呂入って寝るか?」






久しぶりに一緒に寝られるだ。


元々はひとりで寝ていたはずのセミダブルのベッドが今では広く感じていた。





「急いで入ってきますね」


「俺も入る」


「えっ?」





今、なんと?


俺も入るってまさか一緒にじゃないよね。





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