美しい花−先生と甘い関係−【下】
俺はAVを見ていた。


まあ、これは恥ずかしい事じゃないが、妹みたいな幼なじみに知られるのは恥ずかしい。



俺は力なく枕を落としてしまった。


もちろん画面にはいやらしいもんが映ってるわけで…。





「じゃあね、とっくん。あたし帰るね」


「おい、桜、その…さっ…」


「ふふっ。別になにも思ってないよ」





ガキの癖に悪魔のような微笑みを見せた桜。


初めてお前の黒い部分を見た気がした。



優等生でいい子のお前の裏の姿。




普通の中学生なら叫んだり、キモイみたいな目で見てくるだろうに。


お前は余裕といった感じで…。





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