美しい花−先生と甘い関係−【下】
あなたにほほえむ
よし、帰ろうと歩き出したあたしに祥介さんは腕を引っ張ってきた。



どうしたんだろ?






「どうしたんですか?」


「家に帰るのか?」


「えっ、はい」


「俺の部屋に帰らねぇか?今日はふたりっきりでいたい」






そんな真剣な目で見られても…。


ケイくんの事はレンに頼んできたけど。





「でも…えっと……」





あたしもそうしたいけど、弟たちも心配だし。






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