美しい花−先生と甘い関係−【下】
「さっきは素直だったのにな。ほら行くぞ」





あたしを通りすぎて歩きだした祥介さん。


怒ったのかな?


そう心配してたのに、ついたのは祥介さんのマンションだった。



やっぱり祥介さんは強引だよ。




祥介さんの部屋は今月末で引き払う事が決まっていて、これから少しずつ荷物を運ぶ予定。






「祥介さん、朝には帰ろうね?」


「わかってる。その代わり朝まで抱かせろ」


「えっ?」


「お前があんな事いうから、嬉しくて興奮してんだ。今度は俺の気持ちを受け取れ」




部屋に入るなり激しくキスをしてくる祥介さん。


それと同時に器用にコートを脱がされた。




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