美しい花−先生と甘い関係−【下】
更衣室で着替えて外に出ると祥介さんが待っていた。



ほんとキャバクラの時は我慢してくれてたんだね。


こんなにきつく辞めろって言わなかったもんね。





「祥介さん」


「ああ、来たか?」


「うん」


「なんだ?その荷物」


「えっ?制服だよ。洗濯して返してだって」


「そうか」






一瞬、祥介さんの顔が崩れた気がしたけど、スタスタと歩き出してしまった。





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