美しい花−先生と甘い関係−【下】
ストップって言っても止まらなかったのはトキオじゃない。





「そう言う事だから、他あたってよね?」





トキオはあたしの手をつかんでリビングを出て扉を閉める。






「何時までいるって?適当に時間潰してくるわ。お前、家にまで客連れ込んでんのかよ」





トキオは店で先生を見た事があるからお客様だと思ってるんだ。






「トキオ、あのね、お客さんじゃなくって付き合ってるの」


「はぁ?」


「あの人は彼氏なの」


「はぁ?彼氏?」


「うん」


「だから、ずっと俺の誘い断ってたんか?なるほどな」


「そう言う事だから、バイバイ」





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