美しい花−先生と甘い関係−【下】
カイが話があるとかで家に入れると、お前のことに気づいた。


まあ、昨日スタイルで会ってるからな。


キャバ嬢を連れ込んだと思ってるカイにはっきりと付き合ってると言うと驚いてた。



そんなに驚かねぇでいいだろが。



カイにはキャバ嬢にしか見えなくても、俺には大切な女なんだから。




カイに気をつかって先に家を出て行ったお前。
ほんと気の利くやつだな。






「話ってなんだよ?」


「それより、あの子とマジで付き合ってんの?」


「ああ」


「貢いでんじゃねぇだろな?」





失礼なやつだな。

俺が女に貢ぐわけねぇだろが。


それに教師の給料じゃ、キャバ嬢に貢ぐのは無理だし。




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