美しい花−先生と甘い関係−【下】
でも、年が明けてからお前は俺の事を名前で呼んでくれるようになった。

まあ、さん付けだけどな。



お前なりにいろいろ考えてくれてんだなって思った。




家でお前と弟たちとテレビを見てる時に俺の携帯がなった。


カイからだったが、事業の話をされると思ったから、桜から離れて電話に出た。





「はい」


『祥介?おめでとうさん』


「おう、おめでとう」


『お前、今なにしてんの?今から出てこねぇ?』


「悪い。今は駄目なんだわ。女の家にいる」


『女ってキャバ嬢の?』


「まあな」





カイはすでに飲んでるらしく、テンションが高い。




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