ハート・オブ・ピンク
「うわっ!!!なに!??」



おどろいて、目を開けてみると
地面が遠い。



\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/



うえをみれば北くんの顔。


わっ!!


私は、お姫様だっこをされていた。



「さぁお譲様、お部屋へお連れしますので。」



にっこりという。



おおおおおお・・・おろしてぇぇぇ。



バタバタと暴れても、
ビクともしない。


しっかりと私を抱きかかえている。




その、手にドキドキとなる私の胸。



男の人に抱きかかえられるのは
初めてで、緊張してるんだと思う。




そして、ゆっくりと階段を上がっていく。



お・・・・重くないかな?


お譲様のくせに165CMって
私、結構背大きいんだよね。



でも、しっかりと支えてもらえてることに


嬉しさを感じちゃう。


だって、学校でも
私は、可愛い系じゃないし。


お姫様だっこされるのも
本当はすっごい恥ずかしい。




でも、嬉しいのが私の本音。


こんな私でも、そうしてもらえるんだね。

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