ハート・オブ・ピンク
ただ、


「どけ!」

って言われただけなのに、落ち込む。

立ち直れないのかな?


はぁ。


そこへ、スミちゃんがやってきた。


「まぁまぁ、こっちは向こうを知ってても、
 向こうはこっちを知らないんだから、仕方無いんじゃん?」



そうだね。


頑張るって決めたもんね。


「ありがとう。スミちゃん。」


よし、こんなんでヘコんでちゃだめだ!



私が、ガッツポーズをしていた時、

誰かからの視線を感じた。


それは、誰だったか分からないが
誰か、見ていた。



その時の私は気にしなかった。

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