*Heart drop game* ―ハート落としゲーム―
「よ、よくわかったわね!」
やっと出せた言葉。
その言葉を聞いて、英汰くんがニヤリと笑う。
初めて見る英汰くんの表情に、内心ドキッとしちゃったり。
「アンタを絶対に落としてやるんだから!」
「…無理だね」
そういって、アタシの近くに近寄る。
アタシは思わず後ずさりする。
すると、後ろの壁に頭をぶつけて、これ以上は後ろに行けなくなった。
それでも英汰くんは近づいてきて、とうとう英汰くんの顔がすぐ近くに来た。
「ど、どうして無理なのよ」
さっきの言葉へのやっとの返事。
英汰くんの顔をまともに見れなくて、下を向く。
「お前が俺に落とされるから」
そういうと、アタシの顎をグイッと持ち上げ、いきなりのキスをした。
「んんっ・・・!?」
あまりのことにビックリして、頭の中真っ白。
てゆーか、キス…アタシ、ファーストキスなのに、いままで必死に守り続けたファーストキス…こんなアッサリ奪われちゃうの…!?
口の中に入ってくる舌の、初めての感覚に、若干の気持ち悪さを感じた。
息ができない。
苦しい。
アタシの目から涙がこぼれた。
ファーストキスは、本当に大好きになれた人に捧げるって決めてたのに…。
こんな事ってアリなの?
やっと出せた言葉。
その言葉を聞いて、英汰くんがニヤリと笑う。
初めて見る英汰くんの表情に、内心ドキッとしちゃったり。
「アンタを絶対に落としてやるんだから!」
「…無理だね」
そういって、アタシの近くに近寄る。
アタシは思わず後ずさりする。
すると、後ろの壁に頭をぶつけて、これ以上は後ろに行けなくなった。
それでも英汰くんは近づいてきて、とうとう英汰くんの顔がすぐ近くに来た。
「ど、どうして無理なのよ」
さっきの言葉へのやっとの返事。
英汰くんの顔をまともに見れなくて、下を向く。
「お前が俺に落とされるから」
そういうと、アタシの顎をグイッと持ち上げ、いきなりのキスをした。
「んんっ・・・!?」
あまりのことにビックリして、頭の中真っ白。
てゆーか、キス…アタシ、ファーストキスなのに、いままで必死に守り続けたファーストキス…こんなアッサリ奪われちゃうの…!?
口の中に入ってくる舌の、初めての感覚に、若干の気持ち悪さを感じた。
息ができない。
苦しい。
アタシの目から涙がこぼれた。
ファーストキスは、本当に大好きになれた人に捧げるって決めてたのに…。
こんな事ってアリなの?