Gold Angel〜不良校のシンデレラ〜2







水城が口を開いた




『誰が……貧弱だって?
言ってみなよ、ん?(黒笑)』



どす黒い声に冷たい笑みもサービスした







『……貧弱には従いたくねぇか。
なら、勝負をしようか?』




「勝負?」


会長が聞いてくる






『はい、勝負ですよ。
俺が勝ったら俺の言う通りにすること。
俺が負けたら……そうですね。
みんなの言うコトをききましょう。』



私がそう言うと





「いいな。それ。」



生徒会長は賛成してくれた。





『勝負は、新学期になったばかりだし、体力テストでどうでしょうか?』




「勝敗の決め方は?」




うーん……そだな。



考えてなかったよ。


ノープランだったし?






あっ!そだ!







『俺が全種目3位以内に入ったら俺の勝ち、
一種目でも3位以内に入れなかったら俺の負け、ってコトで。』






ルールは簡単の方が良いもんね〜。






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