僕の記憶
確かに愛してる。


だからこそだよ。
仕事にかける時は興奮した。


彼女の怯える表情が、

赤を散らし、
光を失う瞳が、

崩れるその小さな体躯が、



全てが美しく、また、残酷であり、華やかであった。



さ、もう分かったかい?


ふふ…



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