君がいてくれるなら


私は思わず立ち止まり、絶句・・・


そ・・・そんな願い事を神様にしたんですか?

ってゆうか、神様ってこうゆう願い事も叶えてくれるの?

しかもこんなに直ぐに??


先輩がそう思ってくれるのは嬉しい

嬉しいけどなんかフクザツ


「そんなに困った顔しないで?
帰したくなくなっちゃうでしょ?」


先輩は少し困った様に笑ってる。


え・・・?あれ?

もしかして冗談??


困惑する私をバスに乗せて笑顔を向ける先輩。


「今日は楽しかったよ!
気をつけて帰れよ?」


にこやかに手を振る先輩に真意を聞く間も無く


プッシュゥー・・・



バスのドアが閉まった。








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