君がいてくれるなら
[6] ラブアンドデイズ
ゴールデンウイークも終わり、気温も上り夏を感じさせるような暑さが続くようになった。
五月晴れ
その言葉通りに良く晴れた空
部室から体育館に向う途中
サッカー部の3年生軍団と鉢合わせた。
「あっ実莉、先輩いるじゃん。」
「あ、ホントだ♪」
集団の中にサッカーの練習着に身を包んだ将人を見つけた。
うん、サッカーの格好いつ見ても似合うなぁ
そう思いながら手を振ると、私を見つけた将人はニコッと笑い手招きして私を呼ぶ。
私は呼ばれるままに、将人の所まで駆け寄って行った。