君がいてくれるなら


そんな事を考えていたら、電車がホームに滑り込んできた。

ホームに居る人の数も、いつの間にか少し増えてるし。

私どんだけボケっとしてたんだろう?

絶対この熱さ、脳によくないよ!


プシュー…

ドアが開いて数人が降りるのを待ち、私は勢い良く電車に乗る。
ドアの近くの空いている座席に座った。


はぁ~電車の中、涼しぃ~♪


私がふぅ~と、息を付くのと同時

閉まりかけたドアの間から、ドタドタと人が慌ただしく乗り込んで来た。




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