君がいてくれるなら

驚く私を見て寛は微笑んで


「良かったな。」


そう言って部室に入って行った。


やっぱり先輩に聞いたんだ。

知らない間に知られてて、ちょっと恥ずかしい。

だけど私の知らない所で先輩も私の話をしてる。


どんな風に言ったかは分からないけど、私がなぉ達に話した気持ちと同じような気持ちで話をしてくれたらな嬉しいな。


亮も今の会話で状況を察したらしく私を見て、え～！って顔になる。


「そうなの？みぃっち、良かったじゃん～！
おめでとう！！」

「うん。ありがとう！」


自分の事みたいに嬉しそうに言ってくれる亮。

本当、超いいヤツだ。