君がいてくれるなら


サッカー部の部室から出て来た2年生が走ってきて、私を不思議そうに見てトレーニングルームに入って行く。

こんな所に立ってて、私変に思われないかな?


先輩まだ…かな?


そう思った時誰かがでて来た。


トレーニングルームの中はなんだか盛り上がってるようで

「うっせーからっ!
おぃ~ついてくんなよぉっ。」


笑いながら他の人をドアの向こう側に追いやって、バチンとドアを閉めて来たのは


「先輩…。」




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