ワタシ
ある日のこと…―
「ねぇねぇつくし、
あっちでみんなと
話さない??」
リホが指差す方には
なにやら女子数人の
塊ができていて、皆
こっちを見ている。
「う…うん、いいよぉ…」
ワタシはどういう塊
なのかわからないまま
リホの勧めに従った。
《知らない人オンリーじゃん!!》
と思いながらワタシは
ゆっくりとリホに
続いた。
リホがその輪に戻ると
早速会話が始まった。
―
その輪に近づいたのが
第2の困難の始まり
だった。
―