ワタシ
―
でも、リホが言ってる
ことがウソじゃないこ
とくらい、ワタシが1
番わかってる。
それに、ウソを言うた
めに隠したりするよう
な子じゃないことくら
い自分でもよくわかっ
てた。
リホを信じた今、リカ
が仮面をはめた状態に
なった。
その仮面が外されるの
は、ワタシがリカを突
き放す時。
リカがすがりついてで
も命乞いする時。
全てはワタシの出方次
第となった。
「リホ、ワタシね、リホの言うこと信じるよ。リホがウソなんてつくはずないって、ワタシちゃんとわかってるから。
リホ、ぁりがとぉ。」
するとリホは、さっき
までもたげていた顔を
あげた。
「でも…すぐに言えなくてごめんね…。
つくしが気を悪くするんじゃないかって思ったらなかなか言い出せなくて…。なのに、信じてくれてありがとぉ。」
―
ワタシのことを気遣
ってくれていたリホ
という友達がいるこ
とを幸せだと思わず
にはいられなかった
んだ。
それでも、リホがこ
れからのワタシをど
れだけ助けてくれる
のか、どれほど大き
な存在になっていく
かなんて、わからな
かった。
―
でも、リホが言ってる
ことがウソじゃないこ
とくらい、ワタシが1
番わかってる。
それに、ウソを言うた
めに隠したりするよう
な子じゃないことくら
い自分でもよくわかっ
てた。
リホを信じた今、リカ
が仮面をはめた状態に
なった。
その仮面が外されるの
は、ワタシがリカを突
き放す時。
リカがすがりついてで
も命乞いする時。
全てはワタシの出方次
第となった。
「リホ、ワタシね、リホの言うこと信じるよ。リホがウソなんてつくはずないって、ワタシちゃんとわかってるから。
リホ、ぁりがとぉ。」
するとリホは、さっき
までもたげていた顔を
あげた。
「でも…すぐに言えなくてごめんね…。
つくしが気を悪くするんじゃないかって思ったらなかなか言い出せなくて…。なのに、信じてくれてありがとぉ。」
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ワタシのことを気遣
ってくれていたリホ
という友達がいるこ
とを幸せだと思わず
にはいられなかった
んだ。
それでも、リホがこ
れからのワタシをど
れだけ助けてくれる
のか、どれほど大き
な存在になっていく
かなんて、わからな
かった。
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