ラブレター 〜初恋〜
トウマの顔は曇っていた。何か言いたげな顔だった…
ハル「私もっとトウマの事知りないなぁそれに私のことも知ってもらいたいし」トウマは黙っていた…
ハル「どうかしたの?さっきから黙ってるけど…」
トウマはハルを見つめた。そして何かを決めたかのような表情だった
トウマ「聞いてほしいことがあるんだ…信じられないかもしれないけど、本当なら自分で思い出してもらわないとダメなんだけど…」
ハルはトウマの言っていることが全く理解できなかった
ハル「何言ってるの?何のこと?」
トウマの表情はとても重々しかった…
トウマ「ハル…落ち着いて聞いてくれ。信じられないかもしれないけど…これは現実世界ではないんだよ…簡単に言うと夢を見ているみたいなもんなんだ」
ハルは驚くと同時に信じられなかった…
ハル「何言ってるの?その冗談は笑えないよ…!」
トウマ「冗談なんかじゃないんだ本当なんだよ信じたくないかもしれないけど…」
ハル「…嘘。嘘に決まってる信じられないよ」
トウマ「この世界はハルの思い通りにできてるんだ…だから嫌なことなんてないだろ?」
ハルは考えていた…
ハル「でももしそれが本当でも、今を打ち壊すような…否定するような事言われたいなんて思わないもん」トウマ「俺だけは違うんだハルの事を強く想ってたら気がついたらこの世界にいたんだ。ハルを見つけたらハルとっても楽しそうだった…だからこのままでもいいかもって思った…」