幼馴染みの初恋

志紀鮫はこの道を5分くらい歩いたらだとユイに言っていた。
｢先生…いつまで肩抱いてるんですかっ？｣
いたたたっ…ユイは力が強いね｣
志紀鮫はつねられた手を抑えながらユイに話す
｢白夜が小さい頃から悪い事ばっかするから注意する私も自然と力ついちゃったみたいで｣
志紀鮫はまたユイと歩き始める
｢また…白夜君か…｣
志紀鮫は冷たい口調でユイに聞く
｢僕がユイが好きな事知ったら、あの子はどーするかな…｣
ユイは志紀鮫に近付いて一言
｢志紀鮫先生…あんまりバカな事ばっかり言ってると本当に怒りますよ？｣
｢あははっ…ユイは学校とは性格が違うね｣
志紀鮫は大笑いしている
｢ここだよ｣
志紀鮫はユイを自分の家の前までつれてきた。
時間も夜の9時を回っていたユイは男の部屋に入るのは白夜とハヤテの部屋以外は入った事がないのだ。
｢綺麗ですね…｣
ユイは台所を見たあと志紀鮫を見る
｢料理ができないから使ってないだけだよ、いつも外食だよ｣
志紀鮫はそう言うと照れくさそうだった。
｢これが手伝ってもらいたいプリントなんだけど今日中に作りたいんだ｣
志紀鮫はクラス全員のプリントをテーブルに置く
｢何をすればいいですか？｣
ここに線を引いてほしんだ ｢それだけですか？｣
ユイは少し呆れていた、こんな事のために？こんなの明日くばって皆に引かせればいいじゃない。
ユイはそう思いながらも線を引いていく…
｢先生…私家に電話しなくちゃ…｣
志紀鮫はもう電話しといたと言っていた…
でも、これは志紀鮫の嘘だった。
プリントを完成する頃には時計の針が10時を指していた、
｢終わった〜！以外に疲れますね｣
志紀鮫は、お疲れ様と言いインスタントコーヒーを作る
｢ありがとうございます。｣
ユイはブラックでコーヒーを飲む。
｢あっ…先生。あのアンケートって何なんですか？｣
ユイはコーヒーをテーブルに置きながら志紀鮫に質問してきた
｢あれはね…何でもないよ！｣
志紀鮫は不思議な声でユイに言い返す
変な人…ユイは志紀鮫に対して不思議な気持ちだった 悪人か善人かで言うとユイからすれば善人にみえたにちがいない。
｢そろそろ帰らなきゃ…｣ユイは帰り支度をしている
志紀鮫はタクシー代を出し