幼馴染みの初恋
二人は遅刻せずに済んだ。
えっ?どっちが勝ったかって?俺の負け…
ハヤテに勝った事なんて実はない。
ガラガラ〜…
教師が入ってくる。
「担任の先生が今日から入院する事になりました。」
それで臨時で呼んだ教師を紹介すると言っていた。
「では、入ってきたまえ」
こんな言い方は古いけどこれが作者の限界。皆許してくれ…
「今日から臨時で担任と現代文を担当する志紀鮫 流沙(しきさめるさ)だ」
女みたいな名前。これが志紀鮫に対するイメージ。
志紀鮫は少女マンガに出てくる様な痩せ方で真面目そうな性格。
「皆とは妹や弟の様に接したいから先生ぢゃなく、ルサと呼んでほしい」
キザな奴。
「あと、もう一つ伝える事がある」
まだあんのかよっ!皆そう思うはず。
教師の話し程長いものはないからな!
「同じく今日一か月このクラスで授業受けてもらう、ユイだ」
「皆よろしく!」
ユイの奴が何でだ?
白夜は不思議に思った
「このクラスの馬鹿のためだけに来ました!」
ユイはそう言うと俺を見る。
俺かよっ…
ガックリしながらハヤテを見るとハヤテは一言おめでとうっと言ってきた
ハヤテを殺したくなる。
「席は後ろの白夜の隣に」
教師はそう言うと志紀鮫に後はよろしくと肩を叩いて教室をでる。
ユイは俺の隣に座る。
言い忘れたけどハヤテは俺と反対の同じく後ろの席。「あんたを見てろって言われたから」
冷たい目で見る
「本性バレないように気をつけろよ」
憎しみを込めて言い返す。帰ったら覚えてろって顔された。
「あの志紀鮫って奴いつまで居る気なんだ?」
一時間目は現代文よ。
ユイに呆れた顔で言われる
キーンコーンカーンコーン…
「では一時間目は私の授業ですが、今日は皆の事知りたいからアンケートとります」と言いながら皆にアンケート用紙をくばる。
「アーンケートですが全て埋めて下さい」
アンケートの意味あるのか?それ。そう思いながら書いていく白夜

Q学校は楽しい?
A普通

Q授業はうけてる?
A普通

Q放課後は何してる?
A何にも

適当に書いてると急に質問が変わる。

Q好きな人いますか?
Aいるわけねーよ。

居ると答えた人に聞きます。

Qこのクラス?


後はこんなのばっかだから書かない事に
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