幼馴染みの初恋
だから人の目なんて関係ない。
もう決めたんだ…お互いが素直になり互いが認め合うと。だから人の目なんて恋愛や恋…年の差…距離なんて全て関係ない。
二人が本当に愛し合っているのなら…
「ユイ…俺…良い男になって帰ってくるからな…」
俺は最後にユイにキスをする…
別れのキスではなく…二人の…これからの恋の始まりのキス…
「そろそろ行かないと…」
ユイの涙を俺の服で拭き取る
「お姫様がそんな顔してたらダメだぞ!いつまでも泣いてたら俺からフルからな!」白夜はユイを抱き締めたままユイの目を見ながら話す。
ユイは涙を無理矢理止めて白夜を見つめて笑顔見る
「いってらっしゃい…白夜♪」
その言葉は白夜の心を揺すぶる。
サヨナラでもなくバイバイでもない…
ユイ…お前…やっぱり強い女だな…
「はい!いってきますっ!」俺はユイに負けないくらいの笑顔で笑い返す。
そして俺はゲートをくぐり飛行機に乗る…
「別れの挨拶できたの?」
俺は涙を見られたくないから下を向いたまま母親に話す
「別れぢゃない…ただ行ってくるだけだ…」
母親はそれ以上は何も聞かずに微笑んでいた。
機内アナウンスが流れた後に飛行機は日本をを離れていく…

母さん…志紀鮫…ハヤテ…そしてユイ…

俺…ちょと行ってくるから…

皆…ありがとう。

そして…ユイ待ってろよ。

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