幼馴染みの初恋

また二人が一緒になれた…それだけが大切なのだ。
｢お前今何してんの？｣
｢大学生…今から行く所…｣白夜はユイと手をつないで大学に歩いて行く
｢凄いぢゃん♪｣
二人は三年前より落ち着いた会話をしている。
｢白夜は何してたの？｣
ユイは白夜の話しを聞きたくてウズウズしていたようだ。
｢そりゃ〜あのババアに顎で扱われて地獄の毎日だったよ…｣
白夜は楽しそうに話している、それをユイは見つめる ｢おばさんらしいねぇ〜｣
二人は楽しそうに笑う。
｢そーえばハヤテわ？｣
ユイはハヤテがホストで働いていて、白夜は憧れだと言う話しをする
｢そっか〜…アイツならすぐNo.1だな｣
｢てかっ、すでにNo.1だよ｣大学が近付いてくる。
｢さぼるよ。せっかく白夜と再会できたんだし｣
二人は街へ行く事にした、街も何も変ってない。

｢あれハヤテぢゃん…｣
ユイが指さす先にはハヤテが居た、ハヤテも全然変ってない。
｢ハク帰って来たんだぁ…｣ハヤテは死にそうな顔している
｢大丈夫か？｣
俺は心配になる
｢帰って寝るから…またね｣ハヤテに別れを告げて、ユイとまた歩き出す。
｢ユイ…結婚しよっ…｣
白夜はポケットから指輪を出し、ユイの指に通す
｢私まだ大学生だし、卒業しても…すぐには…それに…また海外行くんぢゃな…｣
途中で口を塞がれる
｢次は俺が待つ番だ…｣
ユイはポロポロ…と涙を流しし始める。
白夜との緊張の糸が切れて…再会できた事に涙を…

｢バカ…待たせて置いて…いきなりなんて…ズルいよ…｣白夜はユイを抱き締めてユイの話しを黙って頷いていた…






そして…それから三年後…
二人は約束通り結婚をする。長い長い恋を経て…
二人は…誓いのキスをする…
このキスは誰よりも熱く…
誰よりも負けないキス

いつまでも…お幸せにね。
二人の恋は終る。

終りは始まり…


次は本当の意味で二人で助け合っていく……


そう…永遠に…永遠に…

離さないと誓いながら…