あなたのことが大好きでした
「あのねっ…私、小野のこと
好きになっちゃった…。
親友と同じ人を好きになるって最低だよね。」
私は、ふせていた顔を恐る恐るあげた。
すると、なぜか凜は笑顔だった。
「なんだ!!そーゆーことね!!
別に、うちは親友と同じ人を好きになっても最低だとは思わないよ?!
だって、好きな人ができるって
いいことじゃん?!
もーなつったら!
うちがそんな人だと思ってたの?
そんなに器ちっちゃくないよお!」
ぽたぽた
私の机の上が涙でぬれた。
凜の優しさって、半端ないね…