あなたでよかった
「いくつ〜?可愛くね?」
俺らと遊ぼうよ
いかにもチャラそうな人たちが
声をかけてきた
だるいな…
スルーしようとして
私はコンビニの中へ
入っていった
ゼリーとおにぎり
セブンスターのタバコを
もってレジへ
肩を叩かれ
後ろを振り返ってみると
さっきの人たちの中にいた
一人クールで無口
私と同じ系統で
人形みたいな冷たい目で
「お前何様なの
自分がかっこいいとでも
おもっとんのか?」
…完璧シカトして
帰ろうとした
第一印象は最悪
その場を離れた
あの人にまた会うことに
なるとは思いもよらず…
ましては同じ気持ちに
なれるなんて…