コトン、コトン。
「麻衣子、ごめん。
本当に申し訳なかった。」


「何に対して謝ってるの?

旅行にこの子を連れていったこと?

この子との関係のこと?

それとも好きでもないのに結婚してわたしを喜ばせたこと!?」


麻衣子の目は、涙ぐんでいました。
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