コトン、コトン。

北海道

「斎藤さん!」

わたしは斎藤さんと空港で待ち合わせた。

斎藤さんを見つけてテンションが上がったわたしは走ろうとしたその瞬間、思いっきり転んでしまった。


「痛ったい~。」


斎藤さんは走ってきてわたしの腕をとった。


「大丈夫?あ、血が出てる・・・。」


みると膝がスゴイ勢いですりむけてる。


お気に入りの花柄のロンパースにまでついちゃってるし・・・。

なんで転んだんだろう。
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