小町物語。


同僚、君達の気分はhigh,high,high。

私の気分はlow,low,low。


5分後。

会社に着いた私は社員証を見せエレベーターに乗り

地獄の職場に着いた。


「おはようございます」

私の後輩はあいさつを交わしてくれたけど

同僚は無視。

無視じゃない。

うん。

気づいてないだけなんだ。


「新城さん!!浮かない顔してどうしたんですか!?」

「・・・え!?森口君!?・・・な、何でもないよ!!」

新入社員の森口恵太郎(モリグチ ケイタロウ)(25)

私達、同僚の女達が好むタイプの男だ。

こんな奴と関わりたくない。

だってまた同僚に冷笑される。

「えー・・・。いやー・・・」

焦るな私!!

「まぁ良いです!!昼休み一緒にご飯でも食べませんか!?僕、奢りますよ!!」

仕事の付き合いは仕事付き合いだ。

一緒に食べても良いかな?

「あ、良いよ。でも良いの?そんな後輩に奢ってもらうなんて・・」

「全然良いですよ!!じゃあ僕は取引先にの●△会社に行きますね!!では12時に会社の前のコンビニで集合ですよ!!」

「・・うん!!分かった」

とは言ったものの私、男と一緒に食べる経験あんまりないしなぁ。

頑張ればいいんだ。

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