紅龍 ―3―



普通、そんな事で分かるものなの?




たかがお父さんが動いただけで。




この私がどれだけやっても分からなかった事が分かると言うの―…?!




『屈辱的でしょ?秋姫さん?』




紅龍6代目幹部。




手に入らない情報がないほど天才と言われた私、秋姫が分からなかった事が―…




「ふざけないで。」




恭平君。




『ふざけてなどいませんよ。』





君が分からないよ。








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