紅龍 ―3―



…─時間を戻そうと思う。




「────…っ?!」


笹木にクリーンヒットした私のスペシャルと言える笹木一撃チョップ。



その後、当然笹木は倒れていった。



そんで、まぁ頭がやられたって事で椿夜と黒桜会の組員達は殴り会いやら打ち合いを辞める。




でも、なんか違和感だらけなんだ。




なんていうかこう─…



あぁ、そうだ。




「なんでうちも椿夜んとこの奴も誰も傷一つないの。」




周りを見回したところ、私にチョップくらったやつ以外皆無傷にちかいものだった。




< 52 / 79 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop