好きなの・・
「奈~々」

誰かが私の肩をたたいた


振り返るとそれは美紀だった


「美紀~~」


私達は抱き付いた


美紀は中学の時からの心友


だった


それとサボリ仲間の1人だった


「美紀も受かったんだ~」


「あったりまえよ!
 あ~やっぱスカート短い
 絶対奈々短くしてると思った」


「あ・・バレタ?」


「うちもスカート
 短いよぉ」


「何折り?」


「4!!!」


「うちもうちも~♪」


やっぱり私達は運命で


繋がれてんだね


美紀には今でも感謝してるよ


美紀がいなかったら


あいつもいなかった


美紀がスベテだと思う


美紀が友達でいてくれたことに


私はもう1つの感謝をします。


美紀にもお母さんにも支えられたから
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