P-009
バスには他にもカップルや親子が乗っていた。

子供は既に浮き輪を手に持ち、まだ着かないの?と時々親に訪ねていた。

少したつと、太陽に照らされキラキラと輝く海が見えてきた。

バスが停車し、次々と海へ向かって歩いて行く。

杏珠たちも流れにそって歩き、程よい場所を見つけると、砂浜に荷物を置いた。
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