P-009
「なぁ杏珠、お前耳の裏に刺青してんの?」

と声をかけてきた。

「えっ?してないけど…?」

「本当かよ〜。009…いや、600かな?なんか数字みたいなのが書いてあるぜ?」

杏珠の髪を手で避け、祐輔は耳の裏を見ながら言った。

「本当だって!そんなの初めて知ったよ。」
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