P-009
朝を迎えると、杏珠は優衣に電話をした。

「もしもし?」

「あ、優衣?…」

「どうしたの?」

「あ、あのさ…今日…暇?」

「うん、暇だよ?なんだ、遊びの誘い?いつもと様子が違うから、何かあったのかとおもったよ。」

「いや、なにもねぇよ!もう少ししたら迎えに行くから」

「うん、じゃあ待ってるね」
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