傷恋+++きずこい+++

再会

その日、ジンは卒業した母校へと向かっていた。
ゆいに迎えに来て欲しいと言われたからだ。

理沙に会ってしまったら、と思うとジンはあまり気が乗らなかったが、
仕方なく、校門のところで待っていた

「あ~ジン先輩、どうしたんですか~?」
「うわっ、お久しぶりです」
「先輩~、変わってないですね」
後輩たちに何人も声をかけられ、
少し恥ずかしくなってきた

そんな中、また声をかけてきた後輩がいた
+++それは、ジンにとって特別な後輩+++
アヤだった

「センパイ、なにやってるの?」

自分が卒業して、もう会うこともないと思っていたアヤに

再会した
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