傷恋+++きずこい+++

迎え

「ごめんね、待った?」

アヤと話したすぐあとに、ゆいが出てきた。


「いや、さっき来たんだよ」

「みんなに声かけられた?」

「ああ、何人か」

「たまには、学校に迎えに来るのも楽しいでしょ?」

「ま、まあな」


「さっき話してたの、アヤ先輩?」


(なんだ、見てたのか・・)

「ゆい、アヤのこと知ってたっけ?」

「話したことはないけど、綺麗だしヤンキーだし、
 有名だから、みんな知ってるよ」

ゆいは、ジンがアヤを好きだったことまでは知らなかった+++




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