チャット★ティチャー
俺は自宅に帰りすぐ、紙とペン、そして可愛い封筒を用意した。

そう、ラブレターを書く為だ。

『えー・・・拝啓、島崎 尋様』

『本日はお日柄もよく・・このめでたき日を・・・』

仲人かよっ!!!

すぐさま、紙を破り捨て、二枚目の紙に筆を入れる。

『島崎さんへ』

うん、普通だ。

いい感じだ。

『俺はずっと君を見ていました』

『中学の頃からずっと君のそばにいたいと思っていました』

『これからもずっと君を見ていてもいいですか?』

『影からでもいいんです、俺はあなたを見続けます。』

ストーカーかよっ!!!!

三枚目、四枚目・・・何度も書き直した。

ラブレターなんて書いた事のない俺だったが一生懸命、彼女にこの熱い想いが伝わるよう心を込めて書いた。



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